Google Keepにメモを重ねていくと、重要なメモが埋もれてしまいがちです。頻繁に使うメモを探す手間を省きたいと感じたことはありませんか?
Google Keepには「メモの固定」機能が備わっています。固定しておけば、よく使うメモを常にトップページ上部に表示させられます。
この記事では、Google Keepの「メモの固定」機能の使い方と、固定しておくと便利な活用例をご紹介します。メモを探す時間を減らし、作業効率を向上させたい人はぜひ参考にしてください。
Google Keep「メモの固定」の使い方
Google Keepには作成したメモをトップページ上部に固定しておける機能があります。メモがたくさん作成されていくと必要なメモが埋もれてしまうでしょう。日常業務でよく使うメモはすぐにアクセスできるようにしてくことが重要です。
そんなときに役立つのが「メモの固定」です。使い方は簡単で3ステップで完了します。



上記の操作だけでメモを固定表示させておけます。重要なメモやよく使うメモは固定しておくのがおすすめです。
固定しておくと便利なメモ【筆者のおすすめ】
メモを固定しておけるのはわかったが、なにを固定しておけばいいのかわからない人もいるでしょう。ここでは筆者がGoogle Keepを活用していて、固定しておいて便利だと感じるものを紹介します。
タスク管理用メモ
必須で固定しておくべきなのはタスク管理用メモです。タスク管理用メモは1日のうちに何度も確認します。筆者がタスク管理用メモを確認するタイミングは下記のときです。
- 朝業務を始めるとき
- ひとつのタスクを終えたとき
- 次なにをするかを確認するとき
- 新しく発生したタスクを追加するとき
- 午後の仕事を始めるとき
- 夕方前に今日やるべきタスクの残りを確認するとき
- 仕事終わりに明日のタスクを確認するとき
体感でも1日10回以上はタスク管理用メモを開いています。そのため固定表示させるなかでも、一番上に表示させるのがおすすめです。
固定したメモはドラッグ&ドロップで好きな順番に並べ替えられます。1日のうちにもっとも開くメモを最上位に固定させましょう。
業務メモ
よくおこなう業務メモ、もしくは頻繁ではないけど必ず使う業務メモを固定しておくと仕事が捗ります。筆者は下記のメモを固定しています。
- マニュアル
- 資料の確認項目メモ
- データの保管場所メモ
- 朝礼メモ
- 懇親会に向いてるお店メモ
- 評価面談のPR内容メモ
メモを確認しながら業務をおこなうことで迷いなく手を動かせますしミスも減ります。ミスが減るとやり直しコストがかからないので、1日にこなせるタスク量も増えるのです。
つまり自分のリソースを十分に注げる分、仕事の質も上がります。他には懇親会などで使えそうなお店をメモに残しています。
筆者は営業職です。お客様や社内の懇親会がときどき開かれます。幹事を任されることも多く、懇親会のたびにイチからお店を探すのは面倒だし初めて行くお店は不安です。
その点行ったことのあるよいお店をメモしておくと、懇親会のたびにお店を探す必要がありません。さらに自分がよいと感じたお店だけに絞れば自信をもって利用できるでしょう。

幸いまだ誰からも「イマイチだった」などのクレームは受けていません!
固定するメモを選定することは2つ。
- よく使うメモを固定しておくこと
- 頻繁ではないけど必ず使うメモ
これらのメモを固定しておけば、あなたの仕事が捗ります。
文章テンプレート
よく使う文章のテンプレを固定しておくと時短を体感できます。文章のテンプレをメモしておくと、コピペで終わるので普通に文章を打ち込むよりも早く終わるのです。たとえば筆者は下記のようなテンプレをメモに書いています。
- メールの返信内容
- お礼メール
- 報告書
- 回答フォーマット
- 送り先住所
メールやチャットなどでよく使う定型文があるのなら、それらをすべてメモしておくと便利です。定型文だけで終わらなくとも、最初と最後の文面だけ作っておけば中間だけ書けば終わります。
また報告書など定期的に書く書類のテンプレも用意しておくのはおすすめです。報告書は会社が記録として残すためである場合が多いため、内容の大部分はテンプレで済みます。
もちろん中身のない報告書はダメですが、筆者の場合は報告書内容の50%はテンプレです(笑)
1回あたりの短縮時間は短くとも、1年で見れば大きな差になります。文章のテンプレ化は早めにやっておくことを推奨します。
よく使うメモを固定して検索時間を無くそう!
今回はGoogle Keepの「メモの固定」機能について紹介しました。
Google Keepの「メモの固定」機能は思っている以上に便利です。よく使うものをトップページ上部に固定しておけば、必要なものが必要なときにすぐ引き出せます。
会社のデスクでも、仕事に必要なものをすぐに出せるようにしている人が多いのではないでしょうか。Google Keepでも同じく、必要なものは固定表示させてメモを探す時間を無くしましょう。