「Webライターに興味があるけど、動画や音声の時代だから将来性ないのでは?」と不安になっている人もいるでしょう。興味あっても、今から始めても遅いのならなりたくないですよね。
ましてや家族がいるなら、反対されてしまいそうです。しかしWebライターの将来性は明るいと言い切れます。確かに挿画や音声が流行っていますが、文章はなくならないからです。
私こたつは2020年2月からWebライターを始めました。完全な後発組ですが、将来性が低いとは思いません。
本記事では、Webライターの将来性が高い理由からオワコンと言われてしまう理由、さらには将来性の高いWebライターでいるための方法について解説します。
周囲を説得する材料にもなりますから、Webライターとして食べていきたい人は最後まで読んでください。
Webライターの将来性が高い5つの理由
Webライターの将来性が高い理由は以下5つで、それぞれ解説します。
- スキルの高いWebライターが少ない
- Webライターの需要は高まっている
- Webライターのキャリアは幅広い
- 「文章」は無くならない
- インターネット広告は成長を続けている
スキルの高いWebライターが少ない
Webライターの仕事は、一部の人に集中しやすいです。確かにWebライター自体は多いのですが、スキルのあるライターが少ないためです。
だからクライアント側は「Webライターがいない」、ライター側は「仕事があまりない」と言い合っているのです。つまりスキルを磨けば、他のWebライターよりも案件が回ってきます。
そしてスキルアップすれば将来性の高いWebライターになれます。
Webライターの需要は高まっている
Webライターの需要が高まっています。サイトを立ち上げる企業が増えているからです。これまでオフラインのみの戦略で売上を伸ばしてきた企業たちですが、限界を感じオンラインに力を入れ始めました。
サイトの数だけWebライターが必要になりますから、必然的に案件は増えるでしょう。事実、クラウドソーシングサイトには毎日新しい案件が掲載されます。
それだけ記事を書いて欲しいクライアントがいるわけですから、Webライターの需要が高いのです。
Webライターのキャリアは幅広い
意外かもしれませんが、Webライターのキャリアは幅広いのです。書くだけがWebライターの仕事ではないからです。Webライターは記事を書くためにサイトを確認したり、競合となるサイトを分析したりします。そのため
- サイト構築を任せらられる
- WebライターからWebマーケターになる
- セールスに特化したライターになる
上記のようにWebライターからキャリアチェンジする人も多いのです。またWebライターは論理的思考力が身につきますから、プレゼンやトークが上手になります。
Webライターで身につけたスキルは幅広い仕事に繋がりますよ。
「文章」は無くならない
確かに動画や音声が伸びていますが、文章は無くなりません。文章には文章の良さがあり、無くなってしまうと私たちが困るからです。
仮にインターネットに掲載される情報が、すべて動画や音声だったらどうでしょうか? どこに必要な情報があるのか分かりづらく、困ってしまいますよね。
文字で書かれていたら、好きなところから読み直せますし探しやすいでしょう。私たちが文化的な生活をしている限り、文章は無くなりません。
インターネット広告は成長を続けている
Webライターの将来性が明るいのは、インターネット広告費が成長し続けているからです。広告には文章が必要です。もし写真や画像だけの広告があったらどうでしょうか? おそらくなんの広告か分かりづらいですよね。
実際、今ある広告には必ず文章が掲載されています。ですからインターネット広告費が伸びている限り、Webライターの将来性は高いのです。
Webライターがオワコンと言われる理由
なぜWebライターはオワコンだと言われるのでしょうか? Webライターがオワコンだと言われる理由は以下3つで、それぞれ解説します。
- WebライターはAIに代替されるから
- Webライターが飽和しているから
- Webライティング自体に将来性がなくオワコンだから
WebライターはAIに代替されるから
AIの進歩はすさまじく、今では文章を書けるAIも開発されました。だからWebライターはオワコンだと言われているのです。しかしAIの書く文章は不自然で、人を動かすような文章は苦手です。
事実、AIの書いた文章を採用している企業もほとんどありません。AIに書かせたとしても、最終的には人の目で確認しなければいけないでしょう。
ですからAIがライターの仕事を奪う可能性は低いと言えます。
Webライターが飽和しているから
Webライター人口が増え、今や飽和状態になっています。Webライターは始めるハードルが低く、誰でにも始められてしまうからです。
2021年現在、ひとつの案件に多くのWebライターが集まってしまい、案件を受注できないWebライターが多いのです。
そのため案件のないWebライターからオワコンだと言われてしまいます。しかしスキルを上げて「あなたに頼みたい」と思われるようになれば解決できるので、スキルを磨けば解決できます。
Webライティング自体に将来性がなくオワコンだから
Webライティング自体がオワコンだと言う人もいます。動画や音声が盛り上がっているためです。
- YouTube
- TikTok
- LIVEアプリ
上記のような文章以外がメインのサービスがトレンドです。ですからWebライティング自体がオワコンだと言われてしまうのです。
しかし動画や音声を撮るには台本が必要ですし、自分を探してもらうには文字が必要ですよね。つまりすべてのサービスは文章が起点となっています。ですからWebライティングはオワコンではなく、形を変えて必要になります。
将来性の高いWebライターでいるための方法
将来性の高いWebライターでいるためには、一定の努力が必要です。努力なくしてスキルアップは叶わないですから。
将来性高くいるための方法は以下3つで、それぞれ解説します。
- 独学で勉強を続ける
- 教材やコミュニティにはいって学ぶ
- 専門性のあるWebライターになる
独学で勉強を続ける
Webライターは勉強を続けるべきです。勉強を辞めてしまうと時代の流れについていけず、必要とされなくなってしまうからです。
今やネットで学べる無料情報も多く、YouTubeや音声配信で学べます。しかし体系的に学べないデメリットもありますから、無料で学ぶ場合は情報の取捨選択が必要です。
教材やコミュニティにはいって学ぶ
有料になりますが、教材やコミュニティで学ぶのがおすすめです。成功している人を参考にするのが手っ取り早く成長できるからです。
私も教材を買っていますし、コミュニティにも参加しています。たくさんの成功事例や悩みを共有できるので、1人でWebライターを頑張るよりも成長している実感があります。
私が参加しているコミュニティは「ハブ式」です。根拠あるライティングができるようになりますから、Webライター初心者のうちから参加しておくと成長が早くなりますよ。
専門性のあるWebライターになる
専門スキルがないと稼ぐのが難しくなってくるでしょう。専門性がないと誰にでも書ける依頼しか請けられないからです。たとえば
- SEO知識
- 特定ジャンルの深い知識
上記のような専門性があれば、依頼されやすくなります。私はSEOを武器に活動していて、SEOスキルを身につけてから文字単価2円以上のお仕事をいただけるようになりました。
特定のジャンルに詳しくなれば説得力のある記事が書けるので、他の人に頼めなくなり、あなたに依頼が来るようになります。
挫折しても心配なし|Webライターが転職できる職種
Webライターを始めたは良いものの、難しくて辞めたくなることもあるでしょう。Webライターに挫折しても大丈夫です。Webライターから転職できる仕事があるためです。具体的には、以下の職種に転職できます。
- Webディレクター
- Webマーケター
- 営業
Webディレクター
Webディレクターとは「プロジェクトの管理や指揮する人」を指します。たとえばWebサイトだと、企画から立ち上げまでの運営責任者として仕事します。
Webライターは記事を書くだけではなく、サイト全体を見て書くことも多いのです。そのためWebライターからWebディレクターになれます。
Webマーケター
Webマーケターとは「担当する事業や商品、サービスの売上拡大を担う人」のことです。厳密にはもう少し細かいのですが、ここでは売上拡大に向けて施策を行う人だと思ってください。
Webライターにもマーケティング能力が必要です。あったほうが商品がよく売れたり、集客できたりします。ですから勉強してマーケティングを学べば、Webマーケターになるのも可能です。
営業
意外かも知れませんが、Webライターは営業にも転職可能です。Webライターのスキルは営業にも活きるからです。
- 論理的思考力
- メールや資料作成
- プレゼン
営業がよくやる仕事にWebライターの経験が活きます。私は本業が営業職で、メールで商談したり、プレゼンが上手になったりしました。Webライターから営業に転職すると、活躍できる可能性が高いですよ。
Webライター以外で稼ぐ方法|自分コンテンツを作れる
Webライターが向いていないとしても、Webライター以外で稼げます。もしくはWebライターと平行して行えば、より稼げる可能性が高まるでしょう。Webライター以外で稼ぐ方法は、以下のとおりです。
- ブログ運営
- Kindleで電子書籍を出版する
- 教材を作って販売する
ブログ運営
Webライターはブログ運営も平行するのがおすすめです。Webライターの仕事とやることは同じですから。
Webライターに依頼されるのは「サイトに掲載される記事作成」で、集客したり商品を売ったりが目的です。それらを自分のサイトでやるだけなので、難易度は高くないでしょう。
質の高い記事を書けるならブログ自体で稼げますし、ブログ運営でマーケティング知識やクライアント目線も身につきますから、Webライターでさらに稼げますよ。
Kindleで電子書籍を出版する
Kindle出版の印税で稼げます。文章を書く点では、ブログとやることは同じです。違うのは「ひとつのテーマで書き上げる」点で、たとえば私なら「副業Webライターが月3万円稼ぐための手順」みたいな本が書けます。
他にも得意分野があるなら
- ダイエット
- キャンプ
- 家づくり
などなんでもOKです。kindleの電子出版はまだ参入している人が少ないので、狙い目ですよ。
教材を作って販売する
Webライターが作る商品ならテキスト教材が向いているでしょう。Webライターはどんなことも仕事に繋がります。
たとえばKindle出版同様「Webライターとして月3万円稼ぐ」みたいな教材を作って販売しても良いでしょう。実際私は月3万円以上稼いでいるので、成功体験として手法を書けば、月3万円稼ぎたい人にはニーズがあるはずです。
あなたの経験や知識を必要としている人はいるはずですから、それらを教材として販売できます。
まとめ|Webライターは将来性が高い
今回はWebライターの将来性が高い理由からオワコンと言われてしまう理由、さらには将来性の高いWebライターでいるための方法についてを説明しました。
Webライターはオワコンと一部で言われていますが、将来性の高い仕事です。スキルアップさえ怠らなければ、他のWebライターよりも仕事が回ってきます。
さらに記事が書けるWebライターの需要自体が伸びていますから、将来性は明るいでしょう。Webライターとして食べていくのも夢ではありませんから、Webライターになる手順だけでも知っておいてください。
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